天保通宝とは、江戸時代に発行された、額面百文の穴銭です。
発行の経緯
日本銀行金融研究所貨幣博物館の常設展示図録によれば、天保通宝は1835年(天保6年)に江戸幕府によって発行が始まりました。材質は銅です。
発行の背景には、財政上の事情がありました。天保期(1830〜1844年)には、銅で一文銭をつくると鋳銭事業が赤字になってしまうため、幕府は発行益を得る目的で、額面の大きい百文銭である天保通宝を発行したとされています。
寛永通宝との違い
天保通宝は、寛永通宝と並んで江戸時代を代表する穴銭の一つです。寛永通宝が一文銭・四文銭を中心に発行されたのに対し、天保通宝は額面百文という高額な銭貨として発行された点が異なります。
買取における天保通宝
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