小判とは?江戸時代の金貨とその価値

小判とは、江戸幕府が発行した金貨です。日本銀行金融研究所貨幣博物館によれば、小判はすべて額面「1両」の計数貨幣とされています。計数貨幣とは、金の含有量そのものではなく、額面によって価値が決められる貨幣のことです。

改鋳のたびに小型化・品位低下していった小判

江戸幕府は財政状況に応じて何度も小判を改鋳(かいちゅう)しており、貨幣博物館の資料からは、時代が下るにつれて重さと品位(金の純度)がともに下がっていったことが分かります。

種類 重さ 品位 金の含有量
慶長小判 17.9g 86% 約15g
元禄小判 17.9g 57% 約10g
天保小判 11.3g 57% 約6g
万延小判 3.3g 57% 約2g

同館によれば、これ以外にも正徳・文政・安政小判などが発行されており、江戸時代を通じて小判の改鋳は繰り返し行われました。

買取における小判の見方

小判は同じ「1両」の額面でも、種類によって金の含有量が大きく異なります。一般的に、慶長小判のように品位が高く金の含有量が多い初期の小判ほど、材質価値は高くなる傾向があります。ただし実際の買取価格は、状態や希少性によっても変わるため、正確な価値を知りたい場合は無料の一括見積もりをご利用ください。