佐渡小判金

古金銀 小判
¥313,973
材質価値
佐渡小判金 表面

表面

佐渡小判金 裏面

裏面

※本サイトに掲載している古銭画像は、説明目的で生成したイメージ画像です。実際の古銭とは細部・状態・色味などが異なる場合があります。取引・査定の際は実物をご確認ください。

価格情報

材質価値 ¥313,973
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素材価値の推移

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金含有率: 86.10% 銀含有率: 13.90% 重量: 17.78g

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詳細情報

発行年 不明
材質 金/銀
重量 17.78g

佐渡小判金の価値は?買取相場と見分け方

佐渡小判金の価値は?買取相場と見分け方
古銭場編集部代表
監修者

古銭場編集部代表

古銭・古紙幣の買取会社を専門に調査・比較する業界特化型プラットフォーム「古銭場」の運営者です。買取専門店での勤務経験を有し、現場視点と業界理解をもとに情報発信を行っています。また、古物営業法に基づく古物商許可を取得しており、古銭・古紙幣の取引および真贋鑑定に関する基礎知識を有しています。古銭場では、各社の公式サイト・公開情報・買取実績をもとに、独自基準でデータを整理・比較。これらのオリジナルデータベースをもとに、公平性と透明性を重視した記事制作および情報監修を行っています。

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佐渡小判金は、江戸幕府の金座本局が置かれた江戸ではなく、佐渡奉行所内の佐渡金座で鋳造された小判です。裏面に「佐」の極印が打たれていることで本座(江戸)鋳造の小判と区別され、なかでも享保期に鋳造された佐渡小判金は、江戸時代の小判の中でも最高クラスの金品位を誇る一枚として知られています。今回は、佐渡小判金の価値がどのように成り立っているのか、実際の取引事例、そして本物と偽物を見分けるためのポイントを整理します。注意点:佐渡小判金は現在の日本で使える法定通貨ではないという点です。現行の記念金貨のように、銀行の窓口に持ち込めば額面どおりのお金に交換してもらえる、という制度はありません。

サービス名 手数料・査定料 買取方法 入金対応 出張費 キャンセル料
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21店舗
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なし
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約150店舗
無料 出張買取/宅配買取/店舗買取 出張・店頭は即日現金/宅配は最短即日振込 無料
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1,400以上
無料 店頭買取/出張買取/宅配買取 店頭・出張は即日現金/宅配は振込 無料 無料

佐渡小判金とは?

佐渡小判金は、佐渡島にあった佐渡奉行所内の佐渡金座で鋳造された小判の総称です。慶長・宝永・享保・元文など、ベースとなる小判の種類によって鋳造時期や品位は異なりますが、共通しているのは裏面に「佐」の一字が刻まれている点で、これが江戸の本座で鋳造された小判との見分け方になっています。佐渡小判金は、享保4年5月15日(正徳4年、1714年)から元文元年(1736年)にかけて発行された「享保小判」の系統にあたる、享保佐渡小判です。享保小判はそれまでの正徳小判の品位をそのまま引き継ぎつつ、幕府の金座本局である江戸だけでなく佐渡金座でも鋳造されており、佐渡産の金を用いて仕上げられた点が特徴です。表面には貨幣価値を示す「壹両」の文字と、金座を統括した後藤家当主の名にちなむ「光次」の極印、花押が打たれ、上下に桐紋を囲む扇形の枠の極印が配置されています。

裏面には中央に花押、そして左下に小判師の験極印と吹所(精錬所)の験極印を組み合わせた「座人印」が打たれており、享保佐渡小判で現存が確認されている座人印の組み合わせは「筋神」「利神」「高神」「又神」の4パターンのみとされています。

同じ佐渡小判金でも、宝永年間に鋳造されたものには「宝当」「又当」といった別の組み合わせが使われており、時代によって座人印の型が異なる点には注意が必要です。表面全体には、鏨(たがね)で金銀合金の板を打ち延ばして成形する製造工程の跡である「茣蓙目(ござめ)」が刻まれており、手作業による鋳造であることを物語っています。仕上げには「色揚げ」と呼ばれる、薬品を塗って加熱することで表面を鮮やかな黄金色に発色させる工程が施されました。

佐渡小判金の製造枚数・現存数

後の元文の吹替えで小判に使われる金の量が半分に減らされたことをきっかけに、享保小判は鋳つぶしや海外への流出が進み、現存数自体が少なくなっているとされています。佐渡小判金は、その享保小判の中でもさらに佐渡鋳造という限定条件が付くため、市場に出回ること自体が稀な部類に入ります。

佐渡小判金の価格の見方

現行の記念金貨であれば「額面」「素材」「希少性」の3つの視点で価値を整理できますが、佐渡小判金は現在の法定通貨ではないため、額面をそのまま今の円に置き換える公式なルールがありません。ここでは代わりに、「当時の価値表示」「素材としての価格」「希少性による価格」という3つの角度から見ていきます。

佐渡小判金の当時の価値表示

佐渡小判金の表面には「壹両」の文字が打たれており、江戸時代の貨幣制度において1両としての価値を持つ貨幣として扱われていました。ただしこれは、あくまで江戸時代当時の貨幣制度における価値の表し方です。※現在の法定通貨ではない以上、この「壹両」という表示を現代の円にそのまま置き換える公式な換算方法はありません。

佐渡小判金の素材の価格

素材の価格とは、貨幣に使われている金属そのものの価値を指します。古銭場では、佐渡小判金の重量を17.78g、金品位を86.1%(金861/銀139)として素材価値を算出しており、その結果は次の通りです。素材価値:¥322,704享保佐渡小判の金品位86.1%は、江戸時代を通じて発行された小判の中でも最高クラスの水準にあたります。

佐渡小判金の希少性の価格

佐渡小判金は、前述の通り市場に出回ること自体が非常に限られています。実際の取引事例としては、銀座コインオークション第26回で、座人印「高神」の佐渡小判金(重量17.81g、日本貨幣商協同組合の鑑定書付、状態「美品」)が、手数料込みで4,077,500円(落札価格3,500,000円)で落札された記録があります。同じ回では、座人印「又神」の一枚(重量17.72g、鑑定書付、状態「美品-」)も、手数料込み3,728,000円(落札価格3,200,000円)で落札されています。一方で、Yahoo!オークションを見ると、「佐渡小判金」として出品されている個人間取引の商品には、22,000円程度で落札されたものや、規定量目の17.8g前後を大きく下回る12.42gの品が5,100円で落札された例も見られました。これらの金額はあくまで個別の取引事例であり、佐渡小判金全体の確定した「相場」を示すものではない点にご注意ください。**日本貨幣商協同組合の鑑定書が付いた実例が300万円台で取引されている一方、鑑定書の有無が明記されていない個人間オークションの落札額とは大きな開きがあります。規定量目を大きく下回る個体が出品されている事実からも分かる通り、佐渡小判金と称する品のすべてが本物とは限らないため、価格だけで真贋や価値を判断するのは避けたほうがよいでしょう。

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佐渡小判金の真贋を見分けるには

佐渡小判金は現存数が少なく、鑑定書の有無によって取引価格が大きく変わる貨幣です。以下にいくつかの確認ポイントを挙げますが、最終的な真贋の判断は必ず専門機関に委ねることをおすすめします。

重量を確認する

規定量目はおよそ17.8g前後とされていますが、手作業による鋳造のため個体差があり、16.94g〜18g程度の幅で扱われています。先述の通り、Yahoo!オークションには12.42gという規定量目を大きく下回る品が出品された例もありました。重量がこの範囲から明らかに外れている場合は、偽物や別の貨幣である可能性を疑ったほうがよいでしょう。

素材と磁石への反応を確認する

佐渡小判金は金と銀の合金でできており、金品位は86.1%とされています。金・銀のいずれも、磁石には強く反応しない金属です。磁石を近づけてはっきりと引き寄せられるようであれば、鉄など別の金属を含む偽物の可能性が高いといえます。ただし磁石に反応しないからといって、それだけで本物と断定できるわけではありません。プラチナや銅、ニッケルなども磁石には反応しないためです。

表面の茣蓙目(ござめ)を確認する

表面全体には、鏨で金銀合金の板を打ち延ばして成形する際に生じる「茣蓙目」という独特の凹凸が刻まれています。これは手作業ならではの跡であるため、深さや間隔にわずかなムラがあるのが自然です。槌目が機械で作ったように均一すぎたり、逆に不自然に深すぎたりする場合は、複製品の疑いがあります。

裏面の座人印を確認する

裏面左下には、小判師と吹所の験極印を組み合わせた「座人印」が打たれています。享保佐渡小判で現存が確認されているのは「筋神」「利神」「高神」「又神」の4パターンのみで、これ以外の組み合わせが確認できる場合は変造品を疑ったほうがよいでしょう。また、享保小判(本座鋳造のもの)に後から「佐」の極印だけを打ち足した変造品の存在も知られています。「佐」の極印は通常裏面右上に配置されるため、位置が不自然な場合や、極印の深さ・字体が他の部分と比べて浮いて見える場合も注意が必要です。

色揚げによる発色を確認する

本物の佐渡小判金は、「色揚げ」という薬品処理と加熱によって表面を鮮やかな黄金色に発色させています。この独特の色調・光沢は、金メッキを施しただけの品とは異なります。金メッキ特有のテカリや、色ムラが目立つ場合は、偽物を疑ったほうがよいでしょう。

専門機関に鑑定を依頼する

ここまで紹介したポイントはあくまで目安であり、これだけで真贋を確定的に判断するのは容易ではありません。貨幣の表面を傷つける試金石での擦り試験は、査定価値を大きく損なう行為になるため行わないでください。実際の取引では、日本貨幣商協同組合(JNDA)の鑑定書が添えられているのが一般的です。なお同組合は、ネットオークションでの転売や複製品の流通に伴い、偽造された鑑定書が付属する事例が報告されているとして注意を呼びかけています。JNDA発行の鑑定書には照会番号が付されており、2013年以降に発行されたものであれば同組合のウェブサイトで真正性を確認できます。佐渡小判金、あるいはそれらしきものをお持ちの場合は、ご自身だけで判断せず、古銭に詳しい鑑定士や専門店に相談することをおすすめします。

佐渡小判金を売却する際の注意点

繰り返しになりますが、佐渡小判金は現行の法定通貨ではないため、銀行に持ち込んで換金するという選択肢はありません。また佐渡小判金の価値は、金という素材の価値(約32万円)だけでなく、佐渡鋳造という希少性や座人印の種類、状態、鑑定結果によって大きく上乗せされるものです。そのため、貴金属の地金買取のみを扱う店舗に持ち込んでも、本来の価値に見合った評価を受けられない可能性があります。先ほど紹介した300万円台の取引事例も、あくまで実際に成立した一部の事例にすぎず、すべての個体が同じ水準で取引されるとは限りません。鑑定書の有無や状態、座人印の種類によって、実際の評価額は大きく変わってきます。佐渡小判金のような歴史的価値の高い古金銀をお持ちの場合、あるいはお持ちかもしれないという場合は、古銭・古美術品を専門に扱う買取店や、実績のあるコインオークションに査定を依頼することをおすすめします。

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