旧20円金貨

近代貨幣 金貨
¥676,811
材質価値
旧20円金貨 表面

表面

旧20円金貨 裏面

裏面

※本サイトに掲載している古銭画像は、説明目的で生成したイメージ画像です。実際の古銭とは細部・状態・色味などが異なる場合があります。取引・査定の際は実物をご確認ください。

価格情報

8月18日更新
本日の最高買取参考価格 ¥30,784,487
本日の平均買取参考価格 ¥30,784,487
本日の最低買取参考価格 ¥30,784,487
材質価値 ¥676,811

※ 買取価格を毎日更新している業者のデータのみをもとに、本日の金銀相場で算出した参考価格です。掲載していない業者の相場は含まれません。実際の買取価格は古銭の状態・業者により異なりますので、あくまで参考としてご利用ください。

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素材価値の推移

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※ この古銭の素材価値の推移を表示しています(実際の金銀相場データ)

金含有率: 90.00% 重量: 33.33g

日々価格データを蓄積中です。時間の経過とともにより詳細な推移グラフを表示します。

詳細情報

発行年 明治3年〜明治13年(1870年〜1880年)
材質 金/銅
重量 33.33g
直径 35.06mm
発行枚数 47,225枚

旧20円金貨の価値は?買取相場と見分け方

旧20円金貨の価値は?買取相場と見分け方
古銭場編集部代表
監修者

古銭場編集部代表

古銭・古紙幣の買取会社を専門に調査・比較する業界特化型プラットフォーム「古銭場」の運営者です。買取専門店での勤務経験を有し、現場視点と業界理解をもとに情報発信を行っています。また、古物営業法に基づく古物商許可を取得しており、古銭・古紙幣の取引および真贋鑑定に関する基礎知識を有しています。古銭場では、各社の公式サイト・公開情報・買取実績をもとに、独自基準でデータを整理・比較。これらのオリジナルデータベースをもとに、公平性と透明性を重視した記事制作および情報監修を行っています。

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旧20円金貨、この金貨は明治4年(1871年)の新貨条例によって発行が始まった、日本で最初期の近代金貨の一つです。「旧」と呼ばれるのは、明治30年(1897年)の貨幣法によって新たに発行された「新20円金貨」と区別するためで、直径35.06mmという大型のサイズから「日本近代金貨の王様」と呼ばれることもあります。今回はそんな旧20円金貨の価値と買取相場、見分け方について解説していきます。

注意点:旧20円金貨は現在の日本で使える法定通貨ではありません。現行の記念金貨のように、銀行の窓口に持ち込めば額面どおりのお金と交換してもらえる、という制度は今はありません。

サービス名 手数料・査定料 買取方法 入金対応 出張費 キャンセル料
福ちゃん
21店舗
無料 出張買取/宅配買取/店舗買取 出張・店頭は即日現金/宅配は振込 無料 無料
ウリエル
なし
無料 出張買取/宅配買取 出張・催事は即日現金 無料 無料
アンティーリンク
1店舗
無料 店頭買取/出張買取/宅配買取 2営業日以内に振込 無料 無料
バイセル
約150店舗
無料 出張買取/宅配買取/店舗買取 出張・店頭は即日現金/宅配は最短即日振込 無料
買取大吉
1,400以上
無料 店頭買取/出張買取/宅配買取 店頭・出張は即日現金/宅配は振込 無料 無料

旧20円金貨とは?

明治4年5月10日(1871年6月17日)に公布された新貨条例により、「円」を単位とする日本の近代貨幣制度が始まりました。この条例では、1円=純金1.5gを原貨と定め、これに基づいて品位金90%・銅10%の本位金貨5種類(1円・2円・5円・10円・20円)が発行されました。当初は銀本位制の案が有力でしたが、当時アメリカに出張中だった伊藤博文が金本位制の採用を建言し、1円金貨と20円金貨を新たに加える形で金本位制が採択された経緯があります。

その後、明治30年(1897年)3月に貨幣法(明治30年法律第16号)が公布され、同年10月1日に施行されました。この法律では金の裏付けとなる金平価が半分(1円=純金0.75g)に引き下げられ、これに合わせて新たに「新20円金貨」など3種類の金貨(20円・10円・5円)が発行されることになりました。この明治30年の基準変更を境に、それ以前の金貨が「旧金貨」、それ以降の金貨が「新金貨」と呼ばれるようになっています。なお貨幣法の施行にともない、新貨条例で発行された旧金貨は全て額面の2倍の通用力を持つこととされ、旧20円金貨も40円として通用するようになりました。

デザインは、表面に龍の図(阿形の龍)のみが描かれています。

裏面には、皇室の紋章である菊花紋章と桐紋、中央に太陽を表す日章と八稜鏡、それを囲む菊と桐の枝飾り、左右には錦の御旗(日月旗)があしらわれています。

品位は金90%・銅10%、量目(重さ)は33.33g、直径は35.06mmで、側面にはギザが施されています。

旧20円金貨の発行枚数と現存数

旧20円金貨の実在する年銘は、明治3年・9年・10年・13年の4種類です(ごく少数のみ明治25年銘も存在するとされています)。複数の古銭買取業者が公開している発行枚数のデータは、次の内容で一致しています。

年銘発行枚数
明治3年46,139枚
明治9年954枚
明治10年29枚
明治13年103枚
合計47,225枚

※この年銘別の内訳は、造幣局・財務省・日本銀行金融研究所貨幣博物館といった公的機関の統計そのものでは確認できておらず、複数の古銭買取業者(アンティーリンク、おたからや等)が独立して公開している数字が一致していることに基づいています。合計値は古銭場のデータベースに登録されている発行枚数(約47,225枚)とも一致しています。

市場に出回っている旧20円金貨の大半は、最も発行枚数が多い明治3年銘です。明治3年銘以外(明治9・10・13年銘)は、新しい極印や鋳造機の試験、およびプルーフ硬貨の試作として製造されたものと考えられており、特に明治10年銘はわずか29枚しか発行されていない超希少品です。なお、明治25年銘についてはシカゴ万国博覧会への出品用にごく少数(2枚とする説もある)が製造されたのみとされており、上記の合計枚数には含まれていません。

旧20円金貨の価格の見方

現行の記念金貨であれば「額面」「素材」「希少性」という3つの視点で価値を整理できますが、旧20円金貨は現在の法定通貨ではないため、額面をそのまま今の円に置き換える公式なルールがありません。ここでは代わりに、「当時の価値表示」「素材としての価格」「希少性による価格」という3つの角度から見ていきます。

旧20円金貨の当時の価値表示

旧20円金貨は、発行時の額面が20円でした。前述の通り、明治30年の貨幣法施行後は額面の2倍である40円として通用しています。こうした「20円」「40円」という数字は、あくまで明治期の貨幣制度における額面・通用価格であり、現在の円に換算した公式な価値ではありません。

旧20円金貨の素材の価格

素材の価格とは、貨幣に含まれる金属そのものの価値です。素材の価格の計算式は下記のように計算します。

素材価値(円)= 重さ(g) × 含有率(%) × 金属価格(円/g)

旧20円金貨は金の含有率90%、重さ33.33gです。古銭場のデータ(2026年8月6日更新時点)では、この金貨の素材価値は650,597.40円と算出されています。これを逆算すると、金の価格はおよそ21,690円/gという計算になります。

33.33g(重さ)×90%(含有率)×約21,690円/g(金属価格)=650,597.40円

素材の価値だけで65万円を超えており、貴金属としても非常に高い水準にあることが分かります。金相場は日々変動するため、査定を受けるタイミングによって金額は前後します。

旧20円金貨の希少性の価格

前述の通り、旧20円金貨の総発行枚数は約47,225枚で、年銘によって954枚〜29枚という極端な少なさになるものが含まれています。買取業者の公表価格を確認したところ、次のような価格帯が示されています(古銭買取専門店アンティーリンク公式サイト掲載データより)。

年銘買取価格の目安
明治3年美品450万円/未使用650万円
明治9年美品800万円
明治10年美品3,000万円
明治13年美品1,500万円

(買取価格は業者や時期、貨幣の状態によって変動します。あくまで参考価格としてご覧ください)

発行枚数が最も少ない明治10年銘が最も高額で、素材価値(65万円程度)を大きく上回る水準にあることが分かります。

なお、Yahoo!オークションで「旧20円金貨」「旧二十圓金貨」を検索すると、上位の出品はほとんどが「レプリカコイン」「ガチャガチャ」などと明記された模造品で占められており、180日間の落札価格も最高でも数万円程度にとどまっていました(本物であれば素材価値だけで65万円を超えるため、この水準の出品はいずれも模造品と判断できます)。真作の旧20円金貨が一般的な個人間オークションに出品されること自体、極めて稀だと考えたほうがよいでしょう。

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旧20円金貨の真贋を見分けるには

旧20円金貨は明治時代の金貨であり、市場では偽物の流通数が本物を上回るともいわれています。以下にいくつかの確認ポイントを挙げますが、最終的な真贋の判断は専門機関に委ねることが前提になります。

重量と直径を確認する

規定の重量は33.33g、直径は35.06mmです。重さが33g未満または34gを超えている場合は、偽物の可能性を疑ったほうがよいでしょう。

磁石への反応を確認する

旧20円金貨の素材である金・銅は、いずれも磁石に反応しない非磁性金属です。磁石を近づけてはっきりと引き寄せられる場合は、偽物の可能性が高いといえます。

「圓」の字の彫りを確認する

旧20円金貨の見分け方で特に重要とされているのが、額面を示す「圓」の字です。本物は「員」の部分が細く、外枠との間に余白があるのが特徴です。偽物では「員」の部分が太く、外枠との隙間が詰まっている傾向があります。

裏面の細部を確認する

裏面の錦の御旗(旗竿)や桐の枝先まで、本物は線が細く鮮明に刻まれています。偽物ではこうした細部が省略されていたり、彫りが荒く仕上げられていたりする場合があります。

専門機関に鑑定を依頼する

ここに挙げたポイントはあくまで目安であり、これだけで真贋を確定的に判断するのは容易ではありません。貨幣の表面を傷つける試金石での擦り試験は、査定価値を大きく損なう行為になるため行わないでください。

実際の取引では、日本貨幣商協同組合(JNDA)の鑑定書が添えられているのが一般的です。旧20円金貨、あるいはそれらしきものをお持ちの場合は、ご自身だけで判断せず、古銭の鑑定に詳しい専門店に相談することをおすすめします。

旧20円金貨を売却する際の注意点

繰り返しになりますが、旧20円金貨は現行の法定通貨ではないため、銀行に持ち込んで換金するという選択肢はありません。旧20円金貨を含む明治期の本位金貨は、昭和63年(1988年)3月末をもって法定通貨としての効力を失いました。「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の施行にともない、旧金貨幣は1988年4月1日から同年9月30日までの期間に限り額面の2倍の価格での引き換えが認められていましたが、この引き換え期間はとうの昔に終了しています。当時の引き換え実績は0枚だったとされており、多くの所有者が額面での引き換えよりもコレクションとしての価値を選んだことがうかがえます。

また旧20円金貨の価値は、金という素材の価値だけでなく、年銘ごとの発行枚数の違いや状態、鑑定結果といった要素が組み合わさって決まります。そのため、貴金属の地金買取のみを扱う店舗に持ち込んでも、本来の価値に見合った評価を受けられない可能性があります。

先ほど紹介した買取価格の目安も、あくまで一部の業者が示している水準にすぎず、すべての個体が同じ価格で取引されるとは限りません。年銘や保存状態、鑑定結果によって、実際の評価額は大きく変わってきます。

旧20円金貨のような歴史的価値の高い近代金貨をお持ちの場合は、古銭を専門に扱う買取店や、実績のあるコインオークションに査定を依頼することをおすすめします。

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